Category 製品開発
今シーズンのスノーモトにはBMXなどで使われるトップロードタイプのステムが標準装備されましたが、このタイプのステムの最大の欠点は何と言っても重さ( 300〜350g)にあります。そこで昨年暮れから新たにダウンヒルバイク用のステムを参考に重量は200gを切る高精度で超軽量なステム開発に取り掛かっています。今シーズン中にも強度テストを行い、調子が良ければ来シーズンモデルに標準装備する予定です。
ステムサイズは二種類で、今シーズン同様にFREESTYLE(72°/150mm)フレームにはリーチが45mmのものを。そして、GRAVITY(69°/230mm)フレームにはリーチが55mmのものを作ります。材質は6061又は7075アルミの削り出しで、クランプ径はΦ25.4(アルミバー専用)。残念ながらクロモリハンドルには使用できません。ステムの重量はサンプルが出来てから正確な重量をお知らせしますが、予想としては45mmで170g、55mmが180gを目指して作ります。ご期待あれ!!
スノーバイク(スノーモト・スクート)というとてもニッチな商品の中で、どちらのユーザーにも楽しんでもらいたいと言うシェイパーの思いで作られているThe dayボード。ここでシェイパーの思想が綴られています。
構想から2年が経ち、去年試作を繰り返していたプロトタイプフレームですが、ようやく走行テストをスタートすることができました。今回作ったフレームはあくまでもプロトタイプのため、最終的な製品版とは全く違っているかもしれません。またこのままお蔵入りしてしまうかもしれません。何事もテストの結果次第ですが、私たちが描いた理想に近づくことができるのか願うばかりです。
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スノーモトのフレームはベーシックフレームを始め、エクスペディンションフレームも短く作られています。特にエクスペディションフレームはダウンチューブのリアサイドがカットされており、最初見たときはかなり違和感を感じた人も少なくはなかったでしょう。では、なぜスノーモトはショートフレームになったのか?理由はライディングに全く必要ないパイプを無くすことで少しでも軽くしたいと言う思いと、車体の重心を中心に集める「マスの集中化」というライデイングにおいてとても有利な効果を生み出すことを考えた上での決断でした。
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