みなさんGWは如何お過ごしでしたか?連休中はブログやフェイスブックで15シーズンの滑り納めとのエントリーを見かけましたが、私たちは残り少ない雪を利用し5月中に’16/17シーズンのボードデータ収集を行います。スノーモトは先輩格のスノースクートには販売数やユーザー数では足元にも及びませんが、The dayボードの発売以来ボード作りにおいては一歩進んだR&Dを心がけてきたことで、今ではボードコンセプトに基づいた特徴のある製品を早期にリリースできるようになりました。
そんな中、私たちが次に作るボードの開発コンセプトは「バンクやスピントリックを楽しむ軽量フリーライドボード」です。具体的には、今シーズン登場したカービングボードEDGEのデザイン(サイズ等は異なります)をベースに、重量を30%軽くすることを目標にしています。例えばパウダー系ボードをアスペン&バンブーで作った場合、大体3.4〜3.6kgくらいの重量になってしまいます。それが新しい素材と製法により2.4〜2.5kgくらいで作れるようになれば、フレームを含めた総重量が8kgを切る超軽量スノーモトが誕生するというシナリオです。
開発そのものは昨年末からスタートしていましたが、まずはサイドカットのチェックやコア材の強度テストを行い、そこで得たデータをボードメーカーにフィードバックして12月から1シーズンかけて2次テストを行います。
さて、これからどんなボードに仕上がって行くのかとても楽しみです!
追記
このボードはスノーモト専用ボードとしてリリースしますが、12月にはTaQ Inoue氏プロデュースのThe day Newパウダーボード(スノーモト&スクート用)テストが同時進行でスタートします。